ヨーロッパ旅行 準備編〜服装・持ち物〜
11月下旬のスペインから12月中旬のドイツまで、南から北へ北上して行くルートなので、日が経つに連れ気温が下がることが予想されました。出発前に週間天気予報を調べると、バルセロナは8〜17℃、パリは2〜13℃、ドイツは-12℃〜5℃と、見事にばらばら。ドイツに至っては結構な氷点下です。
寒いより暑いくらいの方がいいだろうと、最初はカナダで-25℃に耐えた膝丈のしっかりしたダウンコートで行こうかと考えていたのですが、やっぱりバルセロナでは暑すぎるし、だからといって薄めのコートを別に持って行くのは非常にめんどくさい。ダウンコートがすでにハードなお荷物なので...。
そこで、ダウンコートより軽いし薄いけどまあまあ温かいモッズコート(内側はフードも含めてすべてファー)とユニクロのウルトラスリムダウンを持って行って着回すことにしました。そんなに寒くない時はウルトラスリムダウンのみ、ちょっと寒いときはモッズコートのみ、結構寒いときはウルトラスリムダウンにモッズコート重ね着する計画です。
このモッズコートが大正解。気温に合わせて着まわせるだけでなく、観光客らしさを払拭して現地に溶け込ませてくれるので、どの国でも地元の人に現地の言葉で道を聞かれました。私、顔も体も一切ヨーロピアン要素のない純日本人ですが。地元の人と間違えられるということは、周りから見て浮き足立っていないという証拠であり、観光客を狙ったスリ等に狙われるリスクを回避できます。旅行中、観光客の私から見ても一発で観光客とわかるような格好をしている人が多くいました。日本人で多いのは、ベージュや茶色のロングダウンコートにレスポやポーター等のビニール素材の斜めがけバッグ。海外だと茶系のダウンはあまり人気じゃないので結構目立ちます。また、現地の人や他国の旅行者のバッグは、ビニール素材だったらリュック、斜めがけバッグだったら革素材が圧倒的に多かったです。それから、スーパーのレジ袋に飲み物か何か(貴重品以外ならなんでもいいです)を入れて持ち歩くことをお勧めします。スーパーのレジ袋=この辺りに住んでいる人と思われやすいからです。
話が脱線しましたが、コートの下の服装は、
上:セーターorタートルネック
下:ジーンズorカラーパンツ
靴:黒い革のブーツ
鞄:茶色の革のバッグ(ぎりぎりA4サイズが入る大きさ)
という感じです。セーターとタートルネックは3着持って行きました。ブーツは、事前にクリーム&スプレーで雨、雪、塩害対策を。というのも、カナダでは雪が降ると塩分の入った溶雪剤をやたらと散布するのですが、そのせいで革が痛んだり色が変わったりしてしまいます。きっと海外の寒い地域はどこもそんなもんだろうと思うので、保護クリームを絶対塗って(必要であれば持って)いくことをおすすめします。
その他の持ち物は以下です。私は異様に内出血しやすく、肩こりが激しいため、どでかいバックパックは無理だったので、普通にスーツケースを使いました。予想通り、後々困ることがありましたがそれはまた後で。
◇衣類
・下着(4セット)
・ヒートテック長袖(4枚)
・ヒートテックタイツ(2枚)
・もこもこ靴下(3枚)
・マフラー
・手袋
・部屋着(1セット)
・バスタオル&フェイスタオル(ドミトリー用)
◇身のまわり品
・洗面用具
・化粧品
・ハンカチ
・ティッシュ
・ウェットティッシュ
・湿布
・メディキュット
・ポケット除菌スプレー(ハンド用/衣類用)
・スリッパ(ホテル用)
・サンダル(ドミトリーのシャワールーム用)
・ネックピロー(飛行機用)
・アイマスク&耳栓(飛行機/ドミトリー用)
◇貴重品
・パスポート
・小銭入れ(日本で使っている財布は使わず、カードもすべて小銭入れに入れて使用)
・ウェストポーチ(体に密着するタイプ)
◇薬
・酔い止め
・ビタミン剤
・バンドエイド
◇電化製品
・カメラ
・電源プラグ(C型対応)
◇本、筆記用具
・旅ノート(調べた情報や旅のスケジュールを書き留めたもの)
・ガイドブック
・ペン
◇その他
・お菓子
・梱包用のプチプチ
持って行って良かったもの、持って行かなくても良かったもの、持って行けば良かったもの等、感想を旅行後記に書きたいと思います。
続いて、現地での支払い方法についてです。