sugar’s diary

主に食べてばかりの日々と旅の記録

ヨーロッパ旅行2日目 バルセロナ編③カサ・バトリョ

サグラダファミリアを出て、どこかで昼食をとろうと辺りをうろうろ。本当は移動してからランチをとる計画だったので、この周辺のお店はリサーチしていませんでした。しかも観光名所のためかどこもお値段高めです。仕方ない、この空腹を満たすためにはあそこに行くしかない。

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バーガーキングです。チキンフィレオセット的なものを頼みました。これで10ユーロくらい。店内ガラガラで少し寂しい気持ちになりました。

そこから歩いてサンパウ病院を目指します。サグラダファミリアから真っすぐ伸びる通りを歩いていきます。この通りはもう冬だというのにパティオが用意されている店が多く、どこも外用のストーブが置かれていました。少しでも晴れていたら外で食事したいラテン系の皆さんですね、わかります。

10〜15分ほど歩いてサンパウ病院に到着です。修復工事中なので重機やシートが目立ちます。

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このとき1時くらいで、1時半からの見学ツアーがあったのですが、もう時間が押していたので外観だけ見て帰りました。Sant Pau|Dos de Maig駅からDiagonal駅まで一本。3駅ほどで次の目的地カサ・ミラに到着です。

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こちらも外観だけ。カサ・バトリョをじっくり見たかったので、計画段階で内観の見学は諦めていました。入場料も20ユーロとカサ・バトリョと同じくらいお高めです。中を見た人は価値ありと言っているので、きっと素晴らしいのでしょうね。

カサ・ミラから3ブロック程歩くと、次の目的地カサ・バトリョに到着です。このグラシア通りは、高級メゾンやファストファッションのショップが並んでいて表参道のような雰囲気でした。カサ・バトリョの前に、となりのカサ・アマトリェールへ。無料で内見できるという情報を入手していたので、中を覗いてみると、なにやら激しく工事中の様子。ヘルメットを被ったおじさんたちが行き来しています。これ、完全に中は入れない雰囲気だけどまあいいかと素知らぬ顔で工事のおじさんの後について中へ。結構進んだところで、おじさん、背後のアジア人に気づいて誰おま!?な表情。何やらスペイン語で言っています。とりあえず、「No!No!」は聞き取れたので入っちゃダメだということなのでしょう。うん、知ってた。ごめんなさい。

気を取り直して目的のカサ・バトリョへ。15人ほどの列が出来ています。これが夏だとえらいことになるのでしょうね。私は運良く団体客とも重なりませんでした。チケットは当時で18ユーロほどだったと思います。毎年値上げしているようです。日本語ガイドを借りると「アリガト!」と言われました。観光地あるあるですが嬉しいものです。

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中に入ると、まず階段の曲線美に釘付け。手すりに触れるとすっと手のひらに馴染んで気持ち良いです。このときばかりは潔癖性を忘れ触りまくりました。

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どこにも直線がないと言われる通り、ハンドライティングをそのまま立体化したようなデザイン。ドアや天井にも面白いポイントがたくさんあって、隠れミッキーを探せ状態です。

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吹き抜けの壁は、上の階から下の階に向けて、濃い青から薄い水色へとグラデーションになっています。これは、各階に太陽の光が均等に差し込むよう考えられたためだとか。デザイン性と機能性を両立しています。日本語ガイドさん、勉強になります。

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最後に屋上へ。外からも見える恐竜の背のような屋根のデザインが間近で見られます。記念にパチリ。素敵なご夫婦がたくさん撮ってくれました。

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帰りのルートは2階で行きのルートと合流するので、出る前にお気に入りのこの部屋でまったりしました。

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約2時間半、ここには載せきれないほどの写真を撮りながら、しっかり堪能してカサ・バトリョを後にしました。100年以上前に建てられたのにこのモダンさ。ガウディ恐るべし!

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また必ず行きたいです。今度はカサ・ミラとアマトリェールも。

帰りは歩いて宿まで戻りました。お天気が良く、気持ち良いお散歩ができました。そして、この日は宿でパーティです。チェックインするときに、明日の夜はパーティするから良かったら参加してねーと言われていて、フリードリンク&軽食もあるし、住人たちとも仲良くなれるかなと思ってラウンジでことの成り行きを見守っていると、続々人が集まって来ました。オーナーやスタッフの友達だったり、前に宿泊したことがある人だったりのようで、ものすごい人数。話を聞くと、オーナーはバルセロナで高級ホテルを経営しており、バックパッカーが泊まれる安全で安くておしゃれな宿をと考えてこのドミトリーをオープンしたそう。昨日受付にいたお兄ちゃんはオーナーの息子とのこと。そのうちズンチャカと特設DJブースからダンスビートが流れ出し、飲めや歌えや踊れやのクラブ状態に。スペイン語の歌わからないし、朝から歩き疲れて踊れないおばさんは、お腹が満たされると部屋に戻りシャワーを浴びて早めに就寝することにしました。いただいたアイス、美味しかったけど大量でギブアップ。

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ベッドルームにもパーティの大音量が漏れて来ていて、住人たちも行き来しています。アイマスクと耳栓を装着し、貴重品を入れたウェストポーチをしっかりお腹に巻いて寝ました。今夜は見知らぬ人たちで溢れていますからね、この宿。

翌日もバルセロナ市内観光です。