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sugar’s diary

主に食べてばかりの日々と旅の記録

ヨーロッパ旅行8日目 パリ編⑬ノートルダム大聖堂とパン屋さん4件目

旅行記 パリ編

次の目的地、ノートルダム大聖堂は目と鼻の先にあります。セーヌ川越しに横から後ろから眺めていた建物は、正面から見ると想像以上に大きく、重厚感がありました。見る方角によって全く違う建物に映るので、あちこちから写真を撮ると面白いと思います。ちなみに、私は後ろ姿が一番好きです。

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屋上に上がるには別途料金がかかりますが、大聖堂内は無料で入場できます。サントシャペルの煌びやかな雰囲気とは打って変わって、厳かな空気が流れる礼拝堂。自然と背筋が伸びます。

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柱や壁の彫刻とステンドグラス、そしてシャンデリアが綺麗にマッチしていて、落ち着いているのにどこか華やか。こういう灯の取り方は、和邸宅にも似ているところがある気がします。

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40分ほど見学して、大聖堂を後にしました。バルセロナからいろんな教会を見てきましたが、それぞれに特徴があって面白いんだけど、さすがに若干飽きてきた感もあります。全部天井が高いから、見上げ慣れたというべきか...。もちろん、教会がつまらないわけではなく、こちらのコンディションの問題です。1週間以上旅行していると、こういう現象になるのかもしれません。全く、贅沢な話です。

外に出ると雨がぱらついていたので、フードをかぶって駅まで早足で歩きました。本日のお目当てのパン屋さんはSentier駅が一番近いのですが、シテ島から一本で行けるLes Halles駅から向かうことにしました。Les Halles駅周辺はあまり治安が良くないという情報を得ていたので、気を引き締めて向かいます。

Les Halles駅は、駅に隣接するショッピングセンターとつながっていて、出口を探すのに少し迷いました。どうにか広場に出ると、雨がパラついているにも拘らず、若い人がたくさん屯しています。なんとなく嫌な空気を感じたので、フードを目深にかぶり、緊張感を持って歩き始めると、すかさず15歳くらいの女の子に話しかけられました。えらい愛想良く微笑んでいます。怪しい。見るからに怪しい。足を止めずに「ノン」と言いながら手で遮ると、それ以上は近づいて来ませんでした。ほっ。その後も早足で広場を突っ切りました。

この辺はジプシーが多く、10代くらいの若い子が写真を撮らせてあげると言って近づき、チップを要求されたりすられたりすることがあるそうです。大体みんな仲間と一緒なので、集団で囲まれたら逃げ場がありません。夜はもちろん、昼間も油断大敵です。でも悲しい。10代なんて人生これからなのに、人を騙してお金を得ることしか生活する術がないなんて...。雨と風で体感気温がどんどん下がっていく今日の天気が、より一層悲しい気分にさせました。

気を取り直して、駅から上り坂をひーこら言いながら歩くこと15分、本日のパン屋さんBoulangerie Régis Colinに到着しました。ここはバゲットとクロワッサンでそれぞれ賞を獲った実績があり、この旅行で一番楽しみにしていたお店でもあります。

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ケーキも美味しそう!でも目的はパン。パンを食べるためにケーキを我慢しました。

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まず、お目当てのクロワッサン。もう一つは、パンオショコラにしました。Eric Kayserのときと同じラインナップ。やっぱり、同じ種類を食べ比べたほうが各店の味がわかるかなと思って。優しく包まれたパンたち。

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クロワッサンは丸っこくて好きな形。焼き色も食欲をそそる良い色です。

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さて、味ですが、一口目は正直「あれ...?」と思いました。というのも、私はパリパリサクサク系のクロワッサンよりも、ちょっとしっとり目のほうが好きなのですが、このクロワッサンはパイ生地のように軽く、想像以上にパリっとサクッとしていたのです。少し残念...と思いながらもう一口、また一口と食べていくと、なんとも言えないバターの風味とこの軽い口当たりが絶妙で、三口目くらいにはすっかりハマっていました。今まで食べたことのないクロワッサンの味。バター度合い(?)でいうと、1件目のarnaud DELMONTELに近いけど、味は全く違っていて、とてもオリジナリティ溢れる一品。なんだこれは!全然説明できないのは私の語彙が足りないんじゃなくてこのクロワッサンがすごすぎるからだ!この謎を解明したくて、翌日再訪問を検討しましたが、残念ながら翌日からお休みのようでこれがラストチャンスでした。残念。だけどお休み前に駆け込めてラッキー。次パリに行ったら、クロワッサンもバゲットもケーキも全部食べたい!

もう一つ、パンオショコラの味ですが、クロワッサンが軽い割りに腹持ちが良く、1個でお腹いっぱいになってしまったため、パンオショコラはだいぶ時間が経ってからディナーのお供に食べました。大事に持ち歩いたけど、結構ぺしゃんこになったパンオショコラがこちら。

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元々の生地はクロワッサンと同じサクサク系だと思うのですが、何せ長時間持ち歩いたもんですからしっとりしています。私は好きですけどね、しっとり系。味はもちろん美味しいです。使っているバターの種類に特徴があるんでしょうか?なんか病みつきになる風味。これ、出来たてだったらクロワッサンを食べた時のような不思議な感動が襲ってくるのかもしれません。いやー、本当にパンって奥深い。

パティシエの凄さをしみじみ実感したところで、パリで初のショッピングに繰り出します。