sugar’s diary

主に食べてばかりの日々と旅の記録

ヨーロッパ旅行13日目 ドイツ編⑧アザム教会とペーター教会

ホテルを出ると、一風変わった教会として有名なアザム教会へ向かいました。ホテルのすぐ近くで、マリエン広場に行く途中にあります。

気温が低いだけでなく、風も強くて寒いミュンヘンの街。にも関わらずハーパンの人発見。カナダでも真冬にハーパン+ダウンジャケットの人を見かけますが、一体どういう体感なんだろうか。かくいう私の夫もこういう格好しがち。本人曰く、温かさと寒さがちょうど良いらしい。説明されても謎。

f:id:sugar0809:20210305043852j:plain

ゼントリンガー通り沿いを歩いていくと、アザム教会に到着しました。普通にお店が並んでいる通りにあるので見過ごしがちというネットの情報を事前に入手していたのに、案の定一度通り過ぎて戻りました。扉を開けると…え、ここ教会?なんだか物凄く独特でコテコテな装飾。ハリーポッターに出てきそうな雰囲気です。バロック様式の傑作と言われているようですが、さすが芸術家兄弟の作品、クセの強さとやりたいこと全部やった感がすごい。この日は曇りだったので薄暗く感じましたが、天気が良い日はもっとギラギラした雰囲気になるそう。無料なので、時間帯を変えて何度か訪れてみるのも良さそうです。

f:id:sugar0809:20210305043421j:plain

f:id:sugar0809:20210305044845j:plain

アザム教会を出ると、マリエン広場に向かいました。まずは威厳たっぷりなネオゴシック様式の新市庁舎をクリスマスマーケット越しに眺めます。

f:id:sugar0809:20210305052247j:plain

それから聖ペーター教会へ。ミュンヘンで一番古い教会だそう。パステルカラーの美しい内装。

f:id:sugar0809:20210316031645j:plain

お目当ては展望台(有料)。下調べしていた時に、ペーター教会からの眺めが最高!という口コミをたくさん見かけたので楽しみにしていました。エレベーター等はなく、約300段の階段を登って行きます。毎日よく歩いているし、足腰には自信があると思っていたのに開始早々に息切れ。いやあーしんど!階段は非常に狭く、ちょっと足元を見るのが怖くなるような箇所もあります。降りてくる人を踊り場で待ったり、逆に譲ってもらったりしながら登ること10分、展望台に到着しました。この扉を開けると…

f:id:sugar0809:20210306120732j:plain

f:id:sugar0809:20210306121331j:plain

f:id:sugar0809:20210306120802j:plain

強風!!!!耳と鼻もげそうさっっぶっっっっ!!!!!!しかも足元が雪と氷で超滑る怖っっっ!!!この足場も大丈夫なの???いきなり崩れたりしない???そうだ、私こういう足の下が見えるような高い場所苦手だったんだ…。念のため、そーっと歩きました(無意味)。

一応、観光客らしきお兄さんに記念写真を撮っていただきましたが、風に弄ばれて私の髪の毛すごいことになっています。こんなことならフード被ったまま撮ってもらえば良かったと帰国してから後悔しました。

f:id:sugar0809:20210316033333j:plain

f:id:sugar0809:20210317115828j:plain

細いバルコニーのような展望台は一方通行で、ぐるりと一周できるようになっています。いろんな角度からミュンヘンの街を見てみようとあちこちから写真を撮りました。レトロな建物の屋根に積もった雪はまるでジンジャーブレッドハウスに粉砂糖を振りかけたよう。イルミネーションやショーウィンドウから溢れるオレンジの灯りも相まってクリスマス感満載です。残念ながら分厚い雲に覆われていて見晴らしは良くありませんでしたが、晴れた日にはアルプス山脈まで見渡せるんだとか。

f:id:sugar0809:20210306120833j:plain

f:id:sugar0809:20210306120747j:plain

f:id:sugar0809:20210306120812j:plain

f:id:sugar0809:20210306120719j:plain

結局、2周して降りました。もう本当に本当に寒かった!!!遮るものが何もないので、容赦無く風が直撃してきて涙出ました。冬は強風対策を入念にして行くことを強くお勧めします。

階段を上り下りした疲労と強風に吹きさらされた寒さで足がガクガクになりながら地上に到着。この後マリエン広場周辺を観光し、念願の「おひとりビール」をしに行きます。