sugar’s diary

主に食べてばかりの日々と旅の記録

ヨーロッパ旅行11日目 ドイツ編④ミュンスター観光

ミュンスターの朝は9時くらいに起きました。この日は1日、先生が市内を案内してくださるということだったので、身支度をしてロビーへ下りると、入り口の自動ドアから冷たい風が入り込んできて思わず身震いしました。それでも外は晴れていたので気持ちは明るかったです。

先生と合流し、旧市街に向かって歩きました。静かな街の雰囲気が心地よくて和みます。

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旧市街に近づくと、急に人が増えてきました。クリスマスシーズンの週末ということもあってか家族連れが多く、クリスマスマーケットも賑わっています。先生曰く、近郊の街の中ではミュンスターが一番大きな市なので、この時期は特に周りの市町村から買い物や観光で来る人も多いのだそう。年末のアメ横を相当おしゃれにしたイメージ(?)です。

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それにしてもかわいい街並みだこと!オフホワイトやレンガの壁にカラフルな屋根の建物が並ぶ様はまるでシルバニアファミリーバルセロナやパリになかったこじんまりとしたぬくもりがあって、歩いていてすごく気持ち良かったです。

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それから市庁舎へ。ここには1648年に三十年戦争を終結させたウェストファリア条約の締結時に使用された部屋が「平和の広間」として保存されています。先生が「世界史の教科書で見たことがあると思いますが〜」と言いながら、展示されている資料や絵を隅々まで詳しく説明してくれたのですが、恥ずかしながら全部初耳でした...。すみません、世界史は受験科目じゃなかったもので...。こういうとき、学校の勉強って大事だったんだなって思います。大事なことは大人になってから気づくもんですよね、大体。

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小一時間で市庁舎を出て、街歩きを楽しみました。八百屋さんで柿とみかん発見。日本みたいです。

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郵便局のカラーは黄色。キュートです。ATMでキャッシングもできました。

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初リアル「SUPER DRY 極度乾燥しなさい」発見!ヨーロッパだけで流行ってるのかと思ったら、この1年後に行ったフロリダ旅行の際にも見かけてワールドワイドさを思い知りました。

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小腹が空いてきたところで先生お勧めのフードトラックへ。Dieks Kaffee & Curryというお店です。

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オーダーしたのはもちろんソーセージ!ドイツで食べる初めてのソーセージは、スパイスが効いててジューシーで温かくて(重要)とてもおいしかったです。あと、昨日のレストランでも思ったけど、やっぱりポテトがおいしい。さすがドイツ、主食がジャガイモなだけあります。

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それからショッピングモールでチョコレートを何種類かとポストカードを購入してまた街中へ。クリスマスマーケットでは、迷った末に真鍮でできた雪の結晶のオーナメントを購入しました。本当に昨日の荒れた天気が幻だったかのような快晴で、素敵な買い物もできたし気分上々です。

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先生が研修中の大学にも行きました。ミュンスターは日本で例えるとつくばのような学術都市で、学生が人口の15%を占めるほど。ドイツ人だけでなく、世界各国から留学生や研究生もたくさんいるそうです。先生が通っているこの大学の本部は、昔お城として使われていたとか。自然に囲まれた広大な敷地に建つ歴史ある建物でキャンパスライフを送れるなんて羨ましい限りです。

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中庭に屋台が出ていたので、グリューワインを飲んでみることにしました。パリやケルンのクリスマスマーケットでは、下戸の一人旅ということもあって勇気が出ず、チャレンジできずにいたグリューワイン。でも、今日は一人じゃないから心強いです。購入するときにはグリューワインの値段+デポジットとしてマグの値段を払いますが、マグを返せばデポジット分は返金してくれます。私は記念に持って帰りたかったので返しませんでした。

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味は、思ったよりもお酒っぽくなくて、甘くて飲みやすい!体が温まる程度にはほろ酔いになりましたが、寒いのですぐ酔いが覚めました。なにより、私にとってはマグで一杯分のお酒(とは言えないけど)を飲み干せただけで上出来です。これなら一人でチャレンジできるかも...!と自信がつきました。

グリューワインを飲みながら、お互いの海外生活について先生と話をしました。先生はあと数ヶ月で研修期間の2年が終わり、日本に戻って大学に復帰するため本当に名残惜しそうでした。わかります、わかります。私と先生を一括りにするのはおこがましいですが、一定期間、緑に囲まれた異国の地で自分の好きなことややりたいことをエンジョイしていると、なおさら東京で以前と同じように働くことが億劫に感じてしまいます。まあ、そんなことも言ってられないし、東京での生活が始まったら自然と順応していくんだろうけど、それはそれで寂しかったりもして。

お互いがんばりましょうと励まし合いながら街中に戻り、先生が仲良くしているご夫婦が経営している日本のものを扱うお店「やまみち」へ。奥様お手製のかぼちゃプリンとお抹茶をいただきました。奥様は日本人ではないのですが、日本に住んだことがあるようで日本語がお上手。ドイツ語ができない私も楽しくお話できました。

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まったりしているとあっという間に時間が過ぎ、もう夕方。今夜は先生がこちらで仲良くしている日本人の方々とディナーを共にする予定です。クリスマスマーケットで待ち合わせて合流すると、まずは軽く準備運動ということで屋台飯を購入。ここでもやっぱりソーセージです。付け合わせはザワークラフトだと思うんですが、大根の葉のような菜っ葉で作られていました。味はまあまあ美味しかったです。

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それから先生のお友達おすすめのレストランに行き、ビールで乾杯!こんなに連日飲むなんて、ドイツ入りしてからの私はどこか違います。完全に周りの空気に流されてるだけだけど、流されてるだけで飲めるようになるなら大したもんです。

先生のお友達は、先生と同じ大学で何かの研究をしている方(説明していただいたんですが、文系の私にはちょっとわかりませんでした...汗)、木のおもちゃ職人の方、ピアノの先生など、バラエティに富んでいて、皆さんのお話を聞くのがとても面白かったです。世界は広いようで狭く、狭いようで広いですね。まだまだ自分の知らない世界があって、そこで目標や夢に向かって頑張っている日本人がいることにとても刺激を受けました。

会話の中で今後の旅程を聞かれたので、明日は朝からアウグスブルクまで行くこと、2回乗り変えるけど2回とも乗り換え時間が5〜10分しかないから昨日みたいな悪天候で列車が遅れないか不安なことを伝えると、一気に表情が曇る皆さん。一瞬の沈黙の後、「えっ!?たった5分!?」「それ無理だ」「日本じゃないからねえ」と真っ向否定される私の乗り換え案内。え?だってDB BAHNの公式サイトで検索したら出てきたんだよ?無理な旅程だったら検索結果に出さないよね?なに?公式サイト適当??と疑問と不安と後悔が一気に襲ってきて顔面蒼白。でも、よくよく考えたら、東京の電車の乗り換え案内も走らないと間に合わないような乗り換えを"早い"と称しておすすめしてくることもあるし、結局は自分で判断しないといけないんですよね。検索結果を鵜呑みにした自分がバカでした。

皆さんの話だと、ドイツでは15分くらいの遅延はオンタイム、乗り換える場合は最低でも30分あけないと危ないとのこと。それでもドイツはヨーロッパの他の国に比べれば良い方らしく「イタリアはやばかった!」「スペインも!」と遅延あるあるに花を咲かせる皆さん。正直、明日の乗り換えが心配でそれどころじゃない私はうわの空で聞いていたのですが、前に座っていたおもちゃ職人の方が察してくれたのか「とにかく、遅れそうだと思ったら車掌を捕まえて交渉して。次の列車を待たせるか他の便に変更する手配をしてくれると思うから。でも、車掌は車内をうろうろしてて見つけにくいから、本当に時間がなければ、最悪、列車の先頭まで行って運転手と話して。運転中にノックすると超怒られるから、駅に停車中の方が良いけどね。まあ、嫌な顔はされるけど!」とご自身の経験から対処術をレクチャーしてくれました。超怒られることだけは避けたい...と思いながらも、旅の恥はかき捨てです。サバイブするには自分から出て行かないと...!と決意を新たにするのでした。

数時間の宴がお開きとなり、先生や皆さんに「良い旅を!」「気をつけて!」「最悪、運転手ね!」と励ましやアドバイスをいただきながらホテルに戻りました。途中で寄った旧市街地は、ライトアップされていて昼間とは違ったロマンティックな雰囲気。本当におとぎ話に出てきそうなかわいい街でした。

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ホテルに戻り、さっとシャワーを浴びて「最悪、運転手...」と唱えながら就寝しました。明日はアウグスブルクまで一気に南下します。